どちらも CO₂ レーザー加工機で、LightBurn に対応し、カメラ・オートフォーカス・パススルーを備えています。分かれ目は、発振器の考え方と、モーション性能の公表範囲です。
| 比較ポイント | AEON LASER MIRA/NOVAシリーズ |
Thunder Laser サンダーレーザー |
|---|---|---|
| レーザー光源 | RF金属管(空冷)30/60W ガラス管(水冷)40〜150W Super NOVAは両方式を同時搭載 |
全シリーズ RF CO₂(空冷) Titan Pro は RF CO₂+MOPAファイバー |
| 冷却方式 | ガラス管仕様はチラー(水冷装置)が必要 金属管仕様は空冷 |
空冷 |
| 代表的な加工エリア | MIRA:500×300 〜 900×600 mm NOVA:1000×700 〜 1600×1000 mm |
Bolt:508×305 〜 915×610 mm Titan:700×500 〜 1300×900 mm Nova Plus:600×400 〜 1600×1000 mm |
| 最大彫刻スピード(公表値) | ガラス管:120,000 mm/min 金属管・サーボ仕様:210,000 mm/min |
Bolt:120,000 mm/min(2,000 mm/s) Titan:180,000 mm/min(3,000 mm/s) |
| 最大加速度(公表値) | 公表値なし | Bolt:5G / Titan:8G |
| 位置決め精度(公表値) | 定位精度 ≦0.1 mm | 繰り返し位置決め精度 0.01 mm |
| 解像度(公表値) | 1,000 DPI | 最大 2,000 DPI ※1.5インチレンズ使用時 |
| ソフトウェア | RDWorks V8、LightBurn | LaserMaker(フル機能) LightBurn・RDWorks対応 |
| デュアル光源 | Super NOVA:ガラス管+RF金属管 金属マーキングは別途 PULSARシリーズ |
Titan Pro 27/35/51: RF CO₂+100W MOPA を全サイズ標準搭載 |
| パススルー | 前後貫通に対応 | Bolt:フロント Titan:前後(通し材の厚さ最大65 mm・長さ無制限) |
| コンプレッサー | 本体内蔵 | 本体価格に含む |
| 集塵設備 | 集塵脱臭機はオプション/別製品 | 本体価格に集塵ファンを含む |
| 日本国内拠点 | 創新テック株式会社(日本総代理店) 大阪・東京・愛媛ショールーム |
サンダーレーザージャパン株式会社 大阪(本社・ショールーム) |
※各値は各メーカーが公表している仕様値です。位置決め精度は各社で測定条件や呼称が異なるため、数値をそのまま比較することはできません。実際の加工結果は素材、データ、出力、加工設定により異なります。
RF金属管か、ガラス管か。ここが最大の分かれ目です
AEONレーザーは、ガラス管とRF金属管の両方を用意し、用途に応じて選べる構成をとっています。高出力域はガラス管が担い、NOVA16/Super NOVA16 では最大150Wまで選択できます。厚物の切断を主軸にする場合、この出力レンジは有力な選択肢です。
サンダーレーザーは、Bolt から Titan まで全シリーズを RF CO₂ で統一しています。RF管は空冷で動作するためチラーが不要で、設置と日常メンテナンスの構成がシンプルになります。
※どちらが適しているかは加工内容によって変わります。厚物切断の比率が高い場合と、精細な彫刻の比率が高い場合では、選ぶべき発振器が異なります。実際の素材とデータでのテスト加工をおすすめします。
AEONレーザーとサンダーレーザーは加工エリアの設定が近く、同じサイズで比較しやすい組み合わせが多くあります。
01
AEON
MIRA5S|500×300 mm|RF 30/60W・ガラス管 40/60W
MIRA7S|700×500 mm|RF 30/60W・ガラス管 60/90W
Thunder Laser
Bolt|508×305 mm|30W RF CO₂|5G
Titan 27|700×500 mm|50W RF CO₂|3,000 mm/s|8G
このクラスは加工エリアがほぼ一致します。MIRA はガラス管仕様も選べるため、初期費用と出力を優先するか、RF の空冷構成とモーション性能を優先するかが判断軸になります。Titan 27 は同じ 700×500 mm で 8G のACサーボを採用しています。
02
AEON
MIRA9S|900×600 mm|RF 30/60W・ガラス管 60/90/100W
テーブル上下 150 mm
Thunder Laser
Nova Plus 35|900×600 mm|60W RF CO₂(標準)
Titan 35|900×600 mm|60W RF CO₂(標準)|3,000 mm/s|8G・ACサーボ
加工エリアが完全に一致するクラスです。MIRA9S は RF とガラス管の両方から選べる一方、サンダーレーザーはこのサイズにRF CO₂ で2機種を用意しています。Nova Plus 35 と Titan 35 はモーション構成が異なり、生産量と要求精度によって選択が変わります。
03
AEON
NOVA10/14/16 Elite|1000×700・1400×900・1600×1000 mm|ガラス管 90〜150W
Super NOVA|同サイズ|ガラス管+RF金属管
Thunder Laser
Titan 51|1300×900 mm|80W RF CO₂(標準)|3,000 mm/s|8G
Nova Plus 63|1600×1000 mm|80W RF CO₂(標準)
このクラスでは構成の考え方が分かれます。1000×700 mm に完全に対応するサンダーレーザーのモデルはありません。また高出力域では、AEON がガラス管で最大150Wまで対応するのに対し、サンダーレーザーは RF CO₂ での構成となります。厚物切断の比率が高い場合は、出力と発振器方式の両面での検討が必要です。
CO₂レーザーは木材やアクリルの加工に適していますが、金属へのダイレクトマーキングにはファイバーレーザーが必要です。ここで構成の考え方が分かれます。
AEONレーザーの場合、CO₂ 機とは別に、ガルバノ式マーキング専用機の PULSARシリーズが用意されています。用途ごとに機械を分ける構成です。
サンダーレーザーの Titan Pro は、RF CO₂ と MOPAファイバーを1台に搭載し、27/35/51 のすべてのサイズで 100W MOPA を標準搭載しています。設置スペースと段取りを1台にまとめる構成です。
※専用機と複合機では、想定される加工内容や生産性が異なります。金属マーキングの比率、求める仕上がり、設置スペースまで含めて比較してください。
Titan Proの詳細を見るTitan Pro シリーズ 光源構成
MOPAは1〜4000 kHzの周波数帯に対応。マーキングと彫刻が対象で、板金切断用途には対応しません。
RDWorks V8 と LightBurn に対応し、いずれも日本語表示に対応しています。Illustrator、CorelDRAW、AutoCAD などからのデータ入稿にも対応します。
LaserMakerは、マルチカメラビジョン、Titan Proのデュアル光源設定など、本体機能をフルに使えるメーカー純正の統合ソフトウェアです。
LightBurnにも対応しているため、すでに LightBurn を使用されている場合は、使い慣れたワークフローを継続できます。RDWorks にも対応しています。
※カメラ機能やデュアル光源の詳細設定など、一部の機能はLaserMakerでの操作を前提としています。
LightBurn を使い続けられる点は共通です。違いは、本体機能をフルに使える純正ソフトが用意されているかという点にあります。
CO₂レーザー加工機を稼働させるには、エアアシスト用のコンプレッサーと、
粉塵・煙を処理する集塵設備が必要です。
本体価格に、コンプレッサーと集塵ファンを含みます
サンダーレーザーは、コンプレッサーと集塵ファンを本体価格に含めてご提供しています。これらを別途手配する必要がある場合、本体価格だけの比較と、実際に稼働できる状態までそろえた総額では、結果が変わることがあります。
機種を検討される際は、必要な構成をそろえた状態での総額でご比較ください。加工内容・出力・オプション構成をお伝えいただければ、お見積りをご案内します。
一部モデルは価格を公開しています(Bolt:880,000円/税別)。
その他のモデルの価格は、お問い合わせください。
※表示価格は税別の本体価格です。運賃・設置費用・サービス費用・オプションは含みません。販売経路や構成により異なる場合があります。2026年9月時点。
サンダーレーザージャパン株式会社は大阪に本社・ショールームを設置しています。
製品の導入相談、実機確認、アフターサービス、保守・修理、技術サポートまで、日本国内で対応できる体制を整えています。
レーザー加工機の導入では、設備投資に関する各種補助金・助成金を活用できる場合があります。対象となる制度、申請時期、必要書類はお客様の事業内容や所在地によって異なります。導入をご検討の段階で、想定される構成と見積書のご用意についてもご相談いただけます。
※補助金の採択、金額、対象可否を保証するものではありません。制度の最新情報および申請可否は、各制度の公募要領および所管窓口にてご確認ください。
加工内容によって変わります。ガラス管は高出力域まで対応しやすく、厚物の切断に向いています。一方でRF金属管は空冷で動作するためチラーが不要で、細かい彫刻での安定性に向いています。サンダーレーザーは Bolt から Titan まで全シリーズで RF CO₂ を採用しています。厚物切断の比率が高い場合は、出力と発振器方式の両面での検討をおすすめします。
公表されている最大彫刻スピードは、AEONレーザーが金属管・サーボモーター仕様で 210,000 mm/min、サンダーレーザーの Titanシリーズが 180,000 mm/min(3,000 mm/s)です。一方で加速度は、Titanシリーズが最大8Gを公表しているのに対し、AEONレーザーは公表値を掲載していません。細かい図形の彫刻では最高速度に達する前に減速と反転を繰り返すため、実加工時間はモーション全体の設計に左右されます。実際のデータと素材でのテスト加工での比較をおすすめします。
加工エリアで見ると、MIRA5S はBolt(508×305 mm)、MIRA7S はTitan 27(700×500 mm)、MIRA9S はNova Plus 35やTitan 35(900×600 mm)、NOVA16/Super NOVA16 はNova Plus 63(1600×1000 mm)が近いサイズになります。ただし発振器の方式と出力レンジが異なるため、サイズだけでなく加工内容から選択する必要があります。
はい。AEONレーザー、サンダーレーザーともに LightBurn に対応しています。サンダーレーザーはこれに加えて、メーカー純正の統合ソフト LaserMaker に対応しており、マルチカメラビジョンや Titan Pro のデュアル光源設定など、本体機能をフルに使用できます。RDWorks にも対応しています。
サンダーレーザーの CO₂ レーザー加工機は全シリーズが RF CO₂ レーザーで、空冷で動作するためチラーは不要です。ガラス管方式の場合は一般に水冷装置が必要となり、設置スペースと日常メンテナンスの内容が変わります。
はい。加工したい素材やデータをお送りいただければ、加工相談が可能です。また、大阪ショールームで実機をご確認いただけます。
加工したい素材、サイズ、生産量、現在検討しているモデルを教えてください。
サンダーレーザーが本当に適しているかも含めて、日本スタッフが最適な構成をご案内します。
無理な機種変更をおすすめするのではなく、実際の用途をもとにご案内します。
比較情報について
本ページの比較情報は、2026年9月時点で各メーカーおよび日本国内代理店が公式ウェブサイト上で公開している情報をもとに作成しています。仕様・標準装備・オプション・販売地域による構成は変更される場合があり、公表値は測定条件が各社で異なるため、実際の加工性能を保証するものではありません。特に位置決め精度は各社で呼称および測定条件が異なります。最新情報は各メーカー・各代理店に直接ご確認ください。
AEON、AEON LASER、MIRA、NOVA、Super NOVA、PULSAR および関連する名称は、それぞれの権利者の商標または登録商標です。本ページは製品選定のための情報提供を目的としており、AEON LASER/創新テック株式会社との提携または承認を示すものではありません。